1回国際協力塾セミナー

当日の様子

ジーエルエム・インスティチュート(GLMi)は、新たなキャッチフレーズである「国際協力塾」の名の下、2009年6月7日に53名の参加者を集め、第1回国際協力塾セミナー「新・住民参加型プロジェクト 開発のプロに挑戦!塾生参加型セミナー」をJICA地球ひろばにて開催しました。1 年次フィリピンプロジェクトのマネージャーを務めた相馬真紀子NGO 専門調査員、GLMi の会員である高野憲一氏、そして外務省より青山健郎首席事務官(当時)を迎え、多数の参加者と共に参加型開発についての議論を深めました。1時間目、2時間目といったスタイル、参加者を「塾生」と呼ぶなど、全てを「塾」形式で行うことで参加者に国際協力塾の一員として議論や発表に参加していただく環境づくりに努めました。

基調講演・「参加型」に関する講義

1時間目では外務省の青山健郎氏に外務省とNGO の連携について話をしていただきました。世界のNGOの紹介や日本とアメリカのNGO の違い、NGO の平和構築分野での活躍などをわかりやすく説明いただき、NGO への理解の深い青山氏に塾生は皆真剣に聞き入っていました。

2時間目ではGLMi でNGO 専門調査員として活躍中の相馬真紀子氏、林野庁の高野憲一会員によりGLMi、JICAそれぞれの住民参加型森林プロジェクトについて参加型のモデル説明がされました。それぞれのプロジェクトの概要やどのような「参加型」を取っているのかなど、写真を交えながらその後の議論のポイントとなる話を織り込み発表して頂き、塾生のやる気が高まっていきました。

グループディスカッション

3時間目、3時間目は4グループに分かれ、ディスカッションと発表を行いました。ファシリテーターに、2時間目で発表した高野会員、相馬調査員に加え、GLMi 西野桂子代表理事、武田直子理事を迎え、「パートナーシップとは」「コミュニティとは何か」「住民に対価を支払うべきか」など、国際協力の基本的なことから専門家の間でも議論されることまで様々なテーマに基づき議論しました。それぞれのグループは非常に活発に議論を行い、1 時間があっという間に過ぎていきました。それぞれのグループで議論した内容を発表し全体で共有した後、青山氏、高野氏、相馬氏、また各グループの中の国際協力経験者の方々にコメントを頂き、第1回国際協力塾は成功裏に幕を閉じました。

その後は懇親会を行い、JICA 地球ひろばカフェのエスニック料理を楽しみながら参加者や発表者らが交流しました。経験者、学生、若手社会人などさまざまなバックグラウンドを持った「塾生」や今回の発表者である青山氏、高野氏、相馬氏、GLMi の西野代表理事、武田理事らがみなその枠を超えてざっくばらんに語らっており、こうした場でそれぞれが刺激を得ることができたのではないかと思います。