国際協力塾

セミナー

このページは、国際協力NGOの特定非営利活動法人ジーエルエム・インスティチュートが実施する「国際協力塾セミナー」のサイトです。参加者の主体的な参加を通じて国際協力への理解を深めてもらうことをコンセプトに、様々なトピックで実施しています。

国際協力塾セミナーの特徴

参加型・対話型

国際協力塾セミナーでは、必ずワークショップやディスカッションを行います。私たちは、「国際協力の仕事がしたい」「社会課題解決のために何かできないか」「既に関連する仕事をしてるけれど知識・経験を広げたい」と考える人々が、セミナーを通じて将来役立つ「ちから」を身につけられることを目指しています。そうした現場では、支援の対象となる人々や協働する人々に寄り添い、対話を繰り返していくことが求められます。それを念頭に置くと、セミナーでは、テーマを参加者自身に関連する事として能動的に捉え、その後に学んだことを活用したり、繰り返し考えられる深い理解が必要となります。そのため、国際協力塾セミナーでは、参加や対話の要素を必ず盛り込み、擬似的に現場で活動している感覚でインプットを理解し、それを用いてアクションを考え、発表の形でアウトプットする機会を提供することを大切にしています。

ケースの提供

国際協力塾セミナーでインプットを行う際には、ケース(事例)を用いることを基本としています。全般的な知識や多くの(あるいは複数の)事例のポイントをまとめた情報を得ることも意義深いことです。しかしながら、国際協力や社会課題解決の現場では、分野の範囲に収まらない複雑な状況が待ち受けています。そこでは、状況分析力や理論的思考による課題解決能力、創造力など、柔軟に対応できる能力や意識が求められます。セミナーの参加者の多くが国際協力や社会課題解決の場での活躍を志す方になることが想定される中では、1つなど、限られた数の体系的なケースを用意し、それを用いてワークショップやディスカッションを行う方が、実践的な「ちから」を身につけられると考えています。また、セミナーの後も、参考資料として活用していただけるメリットもケースにはあります。

現在募集中のセミナー/プログラム

第15回国際協力塾セミナー

勘違いだらけの地球温暖化
~気候危機対策の最前線で感じた今本当に必要なこと~

2021年10月23日(土) 11:00~13:00

オンライン開催

一般受講料:1,100円

学生受講料: 500円

※ともに税込の受講料です。

気候危機は、国際社会で喫緊の課題とされています。日本政府も、2021年4月の国連気候サミットにおいて、2030年度までに温室効果ガスのネット排出を2013年度比で46%以上削減、2050年までに実質ゼロにすることを宣言しました。

しかし、どれほどの人が気候危機を正しく理解しているのでしょうか?難しそうな専門用語、次々出てくる新しい概念、コロコロと名前が変わる制度、何度も変更される目標。もうついていけない、とつまづいてしまう人も多いのではないでしょうか?

今回のセミナーでは、環境コンサルタントとして気候危機対策の最前線で30年以上働いている講師が、気候危機の現状と緊急性をわかりやすく解説し、誰でもできる温暖化防止活動を参加者と一緒に考えます。

多くの人は、テレビやインターネットを通じて「何となく」気候危機を理解していると思いますが、実は報道されない重要なこともあります。そして「勘違い」されていることも。

SDGsのゴール17に「パートナーシップで目標を達成しよう」があります。各ゴールにはそれぞれ具体的なターゲットが掲げられ、持続可能なグローバル・パートナーシップを強化すること、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを推進する、とあります。そのためには、「勘違い」は避けなければならない「NG」です。

気候変動専門家が、長年蓄積してきた知見・経験に基づき、「勘違い」されがちな事柄を中心に正しい知識を提供しながら、市民が「システム」を変える必要性とその方法を提案します。

開催日時 2021年1023日(土)11:00 - 13:00

開催方法 オンライン(Google MeetまたはZoom

使用言語 日本語

受講料  一般:1,100円(税込)

     学生: 500円(税込)

定員   40名(最少人数:15名)

申込期限 2021年1022日(金)11:00

他のオンラインツールを使用する可能性もあります。ご参加の手順も含めた詳細は、会場URLをお伝えする際に、参加者の方にご連絡いたします。

※当団体は、国際協力分野の未来の人材の育成にも力を入れているため、学生受講料を設定させていただいています。

対象者

  • 気候変動/地球温暖化についてちょっとは知ってるけどもっと知りたい方

  • 気候変動/地球温暖化に関する知識を確認したい

  • 気候危機に対して何かしたいと思っているけど何をすればいいかイマイチわからない方

  • 気候危機に対して何となく懐疑的な方

受講料のお支払い方法

受講料のお支払いは、Paypal(クレジットカード可)または銀行振込(三井住友銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行)からご選択いただけます。申込者数が最少人数に達し次第、お支払い・キャンセル期限を含めた詳細をご連絡します。

当日のプログラム

10:45 - 11:00 開場(この間に音声などご確認ください)

11:00 - 11:03 イントロ(テーマ説明・講師紹介)

11:03 - 12:00 講師による解説「勘違いだらけの地球温暖化

12:00 - 12:30 ミニワークショップ「System Change 戦略を作ってみよう!」

12:30 - 12:50 質疑応答

12:50 - 13:00 クロージング

留意事項

  • 終了時刻は前後する可能性があります。

  • イベント中の録画や録音、撮影はご遠慮ください。

  • 通信費は参加者の負担となります。

  • Google Meet(またはZoom)の使い⽅や通信環境に関するサポートは可能な限り対応いたしますが、その解決は当団体では保証いたしかねます。

登壇者の紹介

辻 新一郎(つじ しんいちろう)氏

環境コンサルタント/ソーシャル・ビジネス実践者

アメリカで国際経営学修士を取得後、ODA(政府開発援助)等の事業において、熱帯の森林経営や保全政策、森林から排出されるCO2の取引、林産物を利用した農村ビジネス開発などに対するコンサルティングを実施。30年におよぶ海外生活から帰国後、2019年に「(一社)フード&エコロジー信州」を設立してソーシャル・ビジネスを開始。築150年の空き家を利用した「移住お試し古民家シェアハウス」や地域に開かれたコミュニティスペースを運営し、耕作放棄地を活用した「大人の部活・シェアヴィンヤード」を主宰。気候危機対策や環境保全を通じた地域おこしなどの情報発信や啓蒙活動、研修事業を実施。

受講までの流れ

※メール・電話でのお問合せ先はページ最下部をご確認ください。

第16回国際協力塾セミナー

SDGs時代の教育:グローバルな感性を育む主体的な学び

~国際経験豊富な教育社会学者・教育起業家と議論する~

2021年11月13日(土) 14:00~15:30

オンライン開催

一般受講料:1,100円

学生受講料: 500円

※ともに税込の受講料です。

グローバル化が一層進み、変化もより激しくなっている今の時代。「持続可能な開発目標(SDGs)」では、持続可能な世界の実現のために民間・市民社会レベルでの貢献が求められています。そして、教育分野では、自己変容と社会変革のための教育が現在の国際的潮流となっています。

日本の教育も、その潮流に乗ろうとする中、新しい学習指導要領で「持続可能な社会の創り手」を育てる方針が加えられました。「主体的・対話的で深い学び」が重視され、2022年度から高校では探究型学習が設けられます。そこでは、社会変革の働きかけにつながる「よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力の育成」が目指されます。

しかし、こうした教育を通じたグローバル社会への対応という視点では、これまでは、表層的な異文化理解や分散した形での学習が多く見られていたことは否めず、真の意味で国際理解教育が広く行われてきたとは言い難いのではないでしょうか?特に、市民参加の意識や異文化などに対する公正な理解、自身の立ち位置(ポジショナリティ)の認識などー。日本では、こうした国際社会で欠かせない意識や態度にまで踏み込める、グローバル感性を育める環境は、まだ希少な存在ではないでしょうか?

今回のセミナーでは、国際社会との関わりにおいて、「主体的・対話的で深い学び」(アクティブラーニング)の基盤となるものは何か、どのように日本の教育がその環境を創造できるのか、途上国・先進国・日本国内すべてをフィールドとする教育社会学者と、グローバル感性育成カリキュラムを考案・実践している教育起業家から知見を提供し、参加者とともに考えます。

開催日時 2021年1113日(土)14:00 - 15:30

開催方法 オンライン(Google MeetまたはZoom)

使用言語 日本語

受講料  一般:1,100円(税込)

     学生: 500円(税込)

定員   40名(最少人数:15名)

申込期限 2021年1112日(金)14:00

他のオンラインツールを使用する可能性もあります。ご参加の手順も含めた詳細は、会場URLをお伝えする際に、参加者の方にご連絡いたします。

※当団体は、国際協力分野の未来の人材の育成にも力を入れているため、学生受講料を設定させていただいています。

対象者

  • 教育などを通じて国際理解を促進したいと考えている方

  • 今とこれからの日本の教育について考えたい方

  • 新しい学習指導要領の実践方法を考えたい教育関係者の方

  • アクティブラーニングや探究型学習に関心のある方

  • 国際協力の業務・活動を通じて得た知見を日本や世界の教育に還元したいと考えている方

受講料のお支払い方法

受講料のお支払いは、Paypal(クレジットカード可)または銀行振込(三井住友銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行)からご選択いただけます。申込者数が最少人数に達し次第、お支払い・キャンセル期限を含めた詳細をご連絡します。

このセミナーで得られる学び

  • 日本の学校教育における「主体的・対話的で深い学び」や「総合的な探求」に対する、国際的視座からの考察

  • 社会の課題に対して当事者性を持ち、自己を変容させ、社会変革を働きかけられる主体的な学びとは何か、それをどのように設計できるのか

  • 幼児期から国際的・地球規模の感覚を身につけられるようにするためには、どのような方法がありうるのか

  • 「違って当たり前」の環境に身を投じることが人間の変化に与える影響

当日のプログラム

13:45 - 14:00 開場(この間に音声などご確認ください)

14:00 - 14:05 イントロ(テーマ説明・講師紹介)

14:05 - 14:25 「主体的な学びにおける問いの重要性ーこれからの日本に必要な教育とICUのサービス・ラーニングの経験」

14:25 - 14:45 「学びの第一歩である幼少期にグローバルな感性を育む環境つくり~多文化・多国籍保育園HAPIについて」

14:45 - 15:10 ブレイクアウトディスカッション「グローバルな感性を育む主体的な学びとは?」

15:10 - 15:30 グループ発表・まとめ

留意事項

  • 終了時刻は前後する可能性があります。

  • イベント中の録画や録音、撮影はご遠慮ください。

  • 通信費は参加者の負担となります。

  • Google Meet(またはZoom)の使い⽅や通信環境に関するサポートは可能な限り対応いたしますが、その解決は当団体では保証いたしかねます。

登壇者の紹介

西村 幹子(にしむら 幹子)氏

国際基督教大学教授・サービス・ラーニング・センター長

英国サセックス大学にて開発学修士課程修了(MPhil)、米国コロンビア大学教育系大学院博士博士課程修了後(Ed.D)、JICAジュニア専門員、グローバルリンクマネージメント株式会社(開発コンサルタント企業)研究員、神戸大学大学院国際協力研究科准教授、国際基督教大学准教授等を経て現職。専門は教育社会学(大学では教育政策・改革の評価、国際教育開発論、開発と教育等の講義・演習を担当)。本業以外にも国際協力や教育の活動に携わり、複数のNGOの理事を務める。

【本セミナーと関連性の高い著書】

  • 『SDGs時代の国際協力―アジアで共に学校をつくる』(岩波書店、2021年)

  • 『<できること>の見つけ方―全盲女子大生が手に入れた大切なもの』(岩波書店、2014年)

河辺 亮輔(かわべ りょうすけ)氏

HARMONY PRESCHOOL INTERNATIONAL 創設者・代表

神戸大学発達科学部卒業後、青年海外協力隊の音楽隊員としてジンバブエ、セントルシアに派遣。その後、名古屋大学大学院国際開発研究科で修士号を取得。ジーエルエム・インスティチュートで事務局主任として団体運営、海外プロジェクトの管理、開発教育・スタディツアー・大学連携人材育成等のプログラム企画・運営に従事。同時に世界で初めてのネパール人学校Everest International Schoolを創設し、その後独自に開発した「Global Sensitive Curriculum(グローバル感性育成カリキュラム)」を用いた学校Harmony Preschool Internationalを創設。本業以外にも、複数のNPO・NGOの活動に関わっている。

受講までの流れ

※メール・電話でのお問合せ先はページ最下部をご確認ください。